情報が断片的に拡散される中、ネット上では「ビッグサイトが完全に閉館してイベントが全滅するのではないか」といった極端な誤解が一部で見られます。しかし、これは明らかなデマです。前述の通り、完全閉館ではなく計画的な分散工事であり、常時いずれかの棟は営業を継続しています。
さらに見落とされがちな盲点として、「周辺施設への玉突き需要」が挙げられます。ビッグサイトのキャパシティが制限された結果、幕張メッセ(千葉市)やパシフィコ横浜、東京流通センター(TRC)などの予約が平年以上に激化しています。「ビッグサイトを避けて他会場を押さえようとしたが、既に2年先まで埋まっていた」という主催者側の混乱が各地で同時多発的に発生しているのが現実です。
また、青海展示棟(仮設展示場)が既に解体撤去されている点も忘れてはなりません。五輪前後の改修時には受け皿となった仮設施設が存在しないため、純粋に「首都圏の総展示面積が物理的に不足している」という構造的問題が横たわっています。