「なにわ陸運局」の通称で親しまれる現地を訪れたドライバーから、現場で最も多く聞かれるのが「書類の不備で受付を突き返された」「窓口の移動順序が複雑でどこへ行けばよいかわからない」という悲鳴です。なにわ自動車検査登録事務所において、スムーズな手続きを阻む最大の要因は「受付時間のシビアさ」と「分担された庁舎間の物理的往復」にあります。
同事務所の登録窓口および検査ラインの受付時間は、平日午前が8時45分〜11時45分、午後が13時00分〜16時00分と厳格に定められています。受付終了の直前、たとえば15時50分に滑り込んだとしても、申請書類に押印漏れや車台番号の転記ミスが1箇所でもあれば、その日のうちに修正できず即日完了が不可能になります。
さらに現地では、登録申請書を提出する本庁舎だけでなく、検査登録印紙や自動車重量税印紙を購入する建屋(自動車会議所)、さらには税申告やナンバープレートの返納・交付を行う窓口が別々の棟やフロアに分かれています。初めて訪れる一般ユーザーが案内板だけを頼りに移動すると、1つの手続きを終えるだけで敷地内を何往復も歩かされる構造になっており、精神的・肉体的な消耗を強いられる点が現場の大きな落とし穴です。