格式高いリストランテでもリラックスして楽しむために、知っておくべきイタリアンディナーマナー詳細を解説します。
テーブルマナーにおけるパンを食べる順番
テーブルに置かれたパン(パーネやグリッシーニ)は、料理が運ばれてくる前にお腹を空かせてがっつくためのものではありません。基本的には「料理と料理の合間に口の中の味をリセットするため」、または「ソースを味わうため」に口にします。手で一口大にちぎって食べるのが基本です。
残った絶品ソースをパンで拭って食べる行為は、イタリアでは「スカルペッタ(小さな靴)」と呼ばれ、家庭やトラットリアでは料理人への賛辞になります。ただし、最高格の高級リストランテでは、フォークの先に小さくちぎったパンを刺して静かにソースを拭うか、カジュアルな場に限定して行うのが無難です。
パスタをすする音とスプーンの使用
スパゲッティなどのロングパスタをすするのは完全なマナー違反です。フォークを数本の麺の下に入れ、皿の余白を使って時計回りに巻き取って一口で運びます。大人の食事において、スプーンを補助に使ってパスタを巻く行為は基本的に子供向けとされているため、フォーク1本で美しく巻き取る練習をしておくと一目置かれます。