語学スクールやオンラインレッスンの現場調査によると、初級学習者が文法学習初期にドロップアウトする要因のトップ3に「数字の習得」が挙げられています。最大の理由は、「2系統の数字体系が混在し、助数詞によって厳格に分かれている点」にあります。
例えば、「3時30分」を表現する場合、時間は固有数詞を使って「세 시(セ シ)」、分は漢数詞を使って「삼십 분(サムシプ プン)」と発音します。1つの文の中に全く異なる2つの体系が同時に登場するため、脳内での情報処理が追いつかずパニックに陥ってしまうのです。
さらに、パッチム(終声子音)と次の母音が結びつく「連音化」や濃音化によって、表記と実際の音声にズレが生じることもリスニングを難しくしている要因です。しかし、裏を返せば「どの場面でどちらの数詞を使うか」という分類ルールさえ体系化できれば、パズルのように即座に使いこなせるようになります。