誰でも1回目からパーフェクトなゆで卵を作るためには、機器の操作パネルを押す前後に守るべき3つの絶対手順が存在します。
1. あえて「庫内予熱」を行わない
揚げ物やグリル調理では必須とされる予熱ですが、卵調理においては予熱厳禁です。十分に熱せられたバスケットに冷たい卵を直接投入すると、激しいヒートショックによって殻にクラック(ひび割れ)が入り、中身が流れ出すリスクが跳ね上がります。必ず「冷えた庫内に冷えた卵」をセットした状態からプログラムをスタートさせてください。
2. 卵同士のディスタンスを確保する
一度に調理する個数はバスケットの底面積に合わせて調整し、卵同士が直接触れ合わないよう適度な間隔を空けます。接触面があると熱風の循環が遮断され、そこだけ加熱ムラが生じる原因になります。4L前後の標準的なスクエア型バスケットであれば、同時に並べる個数は4〜6個が熱効率の限界点です。
3. 加熱終了後「0秒」で冷水にダイブさせる
最も重要な工程が、タイマー終了のブザーと同時に卵を取り出し、氷水を張ったボウルに沈める作業です。金属製のバスケット内に1分放置しただけでも、蓄積された余熱によって黄身の硬化が進行し、半熟を狙ったはずが固ゆでへと変貌してしまいます。冷却時間は最低でも3〜5分間。中心部まで完全に粗熱を取ることで、前述の「つるん剥き」効果も最大限に発揮されます。