「JMCA認定品だから絶対に一生安心」と過信するのは早計です。装着後の運用や経年変化によって、意図せず保安基準不適合となってしまうケースが存在します。
車検時に測定される近接排気騒音の音量基準は、車種や年式ごとに厳格に定められています。走行距離が数万キロに達すると、サイレンサー内部のグラスウールが排圧と熱で徐々に劣化・飛散し、新品時よりも音量が上昇することがあります。車検場での測定時に規定値(近接排気騒音規制値)を1dBでもオーバーしていれば容赦なく不合格となります。
また、フルエキゾースト装着時に不可欠となるのが「自動車排出ガス試験結果証明書(通称:ガスレポ)」の原本携行です。車検時には排ガス測定器(プローブ)によるCO/HC濃度の測定とともに、この証明書の提示を求められます。中古購入時にガスレポが欠品していたり、紛失したりした場合は、マフラー製造メーカーから再発行を受ける必要があります。正規ディーラーへの点検入庫時にも提出を求められるケースが多いため、車検証入れに原本を常備しておくことが鉄則です。