さつまいものつる調理で最も挫折しやすいのが「皮むき」と「アク抜き」です。生のまま包丁で1本ずつ筋を引いていると、指先がアクで黒くなり、1時間以上かかってしまいます。この作業を劇的に短縮するプロ直伝の手順を公開します。
手が黒くならない&ツルッと剥ける「さっと熱湯茹で」の手順
生の状態で皮を剥くのではなく、沸騰した湯で30秒〜1分ほど下茹でしてから冷水に取るのが最大の時短テクニックです。熱によって繊維表面の結合がゆるみ、端をつまむだけでバナナの皮のように一気にめくれます。
- 葉とつるを切り分ける:つるの根元の硬い部分を2〜3cm切り落とし、葉をちぎって分けます(葉も後ほど料理に使えます)。
- 鍋に湯を沸かし塩を加える:湯1リットルに対して小さじ1の塩を入れます。
- 熱湯で40〜60秒茹でる:太いつるから順に投入し、全体が鮮やかな緑色に変わったらすぐにザルにあげます。
- 冷水で一気に冷やす:氷水または流水に浸して粗熱を取ります。
- 端から皮を引く:つるの先端をつまみ、根元に向かって引くと、薄皮がスーッとまとめて剥がれます。
- アク抜き:皮を剥いたつるを5〜10分ほど水にさらすだけで、エグみのない澄んだ味に仕上がります。
※なお、先端付近の柔らかい細いつる(直径3mm以下)は皮を剥かずにそのまま調理可能です。すべてを均一に剥こうとせず、太い部分だけを狙って処理するのが疲れない秘訣です。