種まきから1週間以上経過しても音沙汰がない場合、土の中では環境の不一致によるトラブルが起きている可能性が高いと考えられます。芽が出ない主な要因は以下の点に集約されます。
第一に挙げられるのが地温不足と過湿による種の腐敗です。地温が20℃に届かない環境で毎日せっせと水を与え続けると、種が水を吸ったまま活動できず、土中の酸素不足も重なって内部から腐ってしまいます。掘り返した際に種がドロドロに溶けていたり異臭がしたりする場合は、完全に過湿と冷えが原因です。
第二に土の硬さと深すぎる覆土による窒息です。粘土質の重い土を使ったり、種の上に2cm以上も深く土を盛ったりすると、発芽した芽が自力で地表へ突き抜けることができず、土の中で力尽きてしまいます。
第三に種皮の硬さによる吸水不良です。朝顔の種は極めて頑丈な外皮に包まれており、水が内部の胚まで浸透しないまま乾燥と湿潤を繰り返し、結果として発芽のタイミングを逃してしまう現象が起きます。