車を所有する際、多くのユーザーが「軽自動車税(年額10,800円)の安さ」に目を奪われがちです。普通車の自動車税(排気量1.0L超〜1.5L以下で年額30,500円)と比較すると、税金面だけで毎年約2万円の差が生じるのは紛れもない事実です。
しかし、走行距離が伸びるドライバーほど、この税金差はあっけなく吹き飛びます。レギュラーガソリン価格を1リットル175円と仮定して試算した普通車ガソリン代年間比較を行うと、軽自動車の売れ筋であるスーパーハイトワゴン(自然吸気エンジン・実燃費約16.5km/L)と、普通車コンパクトハイブリッド(実燃費約28.0km/L)の間には、1万キロあたり約4万4,000円もの燃料代差が生まれます。
この軽自動車普通車維持費比較のデータが示す通り、年間1万キロ前後を走る通勤・通学ユーザーの場合、税金や車検代の差額(約2万8,700円)をガソリン代の節約分(約5万2,000円)が大幅に上回ります。これが、走行距離の多い地方在住者や営業ユーザーにおいて、ハイブリッド車コスパ決定的な理由として認知されている構造の正体です。