完璧に見える稲城市の住環境ですが、地形に起因する注意点を事前に把握しておかないと、入居後に後悔する要因となります。
第一の注意点は、市内南北で二分される高低差と傾斜地です。南山や若葉台、平尾などの丘陵部エリアは景観と日当たりに優れる反面、急な坂道が連続します。駅までの徒歩移動において高低差が負担になるケースが多く、電動アシスト自転車や自家用車の保有がほぼ必須となるエリアが存在します。
第二の注意点は、ハザードマップにおける水害リスクの確認です。市域北部を流れる多摩川や三沢川の流域(矢野口、東長沼、押立の一部低地)では、想定最大規模の豪雨時における浸水想定区域が指定されています。一方、南部丘陵地では水害リスクが低い反面、急傾斜地崩壊危険箇所などの土砂災害リスクを点検する必要があります。
不動産選びにおいては、「駅徒歩分数の平坦度」と「ハザードマップ上の色分け」を必ず重ね合わせて現地確認を行うことが極めて重要です。