隊長という高位にいた一心がいかにして死神の力を手放し、現世に留まることになったのか。その真相は、過去に鳴木市で発生した「死神連続変死事件」に端を発します。
調査に向かった一心は、藍染惣右介が極秘裏に創り出した改造虚「ホワイト」と交戦。藍染の介入によって深手を負った一心を救ったのが、現世の滅却師であった黒崎真咲でした。しかし、ホワイトの攻撃を受けた真咲の体内には虚の毒が巡り、魂魄が崩壊する「虚化」の危機に瀕してしまいます。
そこで手を差し伸べたのが、現世に身を潜めていた浦原喜助でした。真咲の命を救う唯一の手段は、死神と滅却師の力を相反させてバランスを保つこと。一心は自らの死神としての人生を捨て、人間と死神の狭間を繋ぐ特殊な義骸に入る決断を下しました。真咲の魂と自身の霊力を生涯にわたって連結させ、死神の力を完全に相殺・喪失する道を選んだのです。