エンリケが自身の顔に投じた金額は、公表されているだけでも数千万円規模にのぼる。現役時代の彼女を象徴していたのは、豪快にお酒を飲み干す愛嬌たっぷりの笑顔と、どこか親しみやすさを感じさせる丸みを帯びた輪郭だった。しかし、トップに君臨し続けるプレッシャーと美意識の先鋭化は、彼女を本格的な美容整形手術へと駆り立てた。
初期のヒアルロン酸注入やボトックスといったプチ整形から始まり、目元の二重切開、鼻尖形成やプロテーゼ挿入、さらにはフェイスラインの根本的な骨格改善へとステップアップ。写真を見比べれば、その差は歴然だ。かつての野暮ったさは完全に払拭され、パーツごとの配置バランスが緻密に再設計されている。だが、彼女は決して「生まれつきの美人」を装わない。かかった総額と施術履歴を赤裸々に公開するスタンスこそが、ファンやフォロワーの支持を集める最大の原動力となっている。