本大会の唯一無二の魅力は、何といってもいたばし花火大会との同時開催です。荒川を挟んだわずか数百メートルの距離で、2つの自治体が競い合うように花火を打ち上げる構成は全国的にも極めて珍しく、右を向いても左を向いても大輪の火花が咲き乱れるパノラマビューが展開します。
演出面では、板橋側が伝統的な芸術玉や名物の巨大ナイアガラの滝を得意とする一方、戸田市側は最新のデジタル点火技術を駆使した音楽連動型花火「ウルトラスターマイン」や、左右広域を使ったシンクロ演出で観客を圧倒します。河川敷という開けた地形が天然の反響板の役割を果たし、荒川の水面に反射する光の残照と相まって、スタジアムライブを想起させる濃密な没入空間が生み出されます。