赤ちゃんの体重の増え方完全ガイド!増えすぎ・増えない不安を解消

赤ちゃんの体重の増え方完全ガイド!増えすぎ・増えない不安を解消

赤ちゃんの体重の増え方完全ガイド!増えすぎ・増えない不安を解消の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

「体重が増えすぎて将来肥満にならないか」「飲ませているのに体重が増えない」という懸念の裏には、母乳と育児用ミルクの栄養特性と消化吸収のメカニズムの違いがあります。

まず、赤ちゃんの体重が増えない理由として最も頻度が高いのは「哺乳量の絶対的不足」と「哺乳効率の低さ」です。新生児期は口の筋力が未発達で、乳首を深くくわえられない(浅吸い・ラッチオン不全)ために、吸う動作に疲れて十分な母乳を飲めないまま眠ってしまうケースが散見されます。また、胃食道逆流による頻繁な吐き戻しや、母乳の分泌過多に対して前乳ばかりを飲んで脂肪分の多い後乳まで届いていないことも体重停滞の隠れた要因です。

一方、完全母乳での体重増加は、生後2〜3ヶ月頃までは急激に増え、その後ピタリと傾斜がなだらかになる特徴を持ちます。世界保健機関(WHO)の乳幼児成長基準でも示されている通り、母乳育児児は粉ミルク育児児に比べて後期乳児期の体重増加が穏やかです。自律的な哺乳調節機能が働き、必要なカロリーを満たすと自ら飲むのをやめるためです。

対照的に、ミルクの量と体重増加の推移をみると、育児用ミルクは哺乳瓶の乳首から一定の流速で出るため、満腹中枢が未熟な初期は与えられた分だけ飲み干してしまう傾向があります。その結果、赤ちゃんの体重増えすぎを指摘される事態が生じます。しかし、乳児期の過剰な体重増加が成人期の肥満に直結するという科学的根拠は極めて乏しく、乳児期の高体重を理由に無理なミルク制限を行うことは、脳や中枢神経の発達に不可欠な脂質やエネルギーを奪う重大なリスクを伴います。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。