表現者としてストイックな道を歩む一方、プライベートにおけるパートナーシップの変遷もまた、彼女の人間性を雄弁に物語っています。美村里江の結婚歴は2度にわたりますが、それぞれの背景にはどのような事実があったのでしょうか。
最初の結婚は、2006年11月15日、彼女が22歳のときでした。相手は世界的に活動していた指揮者の金聖響(きむ・せいきょう)氏です。2005年公開の映画『この胸いっぱいの愛を』で、出演女優と音楽担当という形で知り合った二人は、約1年の交際を経てゴールインしました。当時、14歳という年齢差やクラシック音楽界の新鋭と人気若手女優のカップルとして世間の大きな注目を集めました。しかし、約4年後の2010年10月に協議離婚が成立します。離婚理由について双方は「互いの多忙によるすれ違いと価値観の相違」を挙げており、子供はいませんでした。
その後、美村里江は2013年6月20日に現在の夫となる40代の自営業男性との再婚を発表しました。関係者の証言や当時の報道によれば、知人の紹介を通じて知り合い、約1年半の真剣交際を経て入籍に至ったとされています。再婚相手となった男性について、彼女は「穏やかで広い視野を持ち、精神的に非常に成熟した人物」と周囲に語っており、共通の趣味である読書や映画鑑賞を通じて静かに絆を深めていきました。
ネット上の検索エンジンでは「美村里江 子供」というワードが頻繁に浮上しますが、客観的な事実として現在に至るまで子供はいません。出産や育児のために活動を長期休止した事実はなく、インタビューやエッセイでも夫婦二人での丁寧な暮らしぶりが語られています。お互いの仕事と独立した領域を尊重し合いながら、休日は古書店巡りや散策を楽しむという関係性は、現代的な大人のパートナーシップの理想形と言えます。