デビュー以降、コンスタントにシングルをリリースし、日本ゴールドディスク大賞「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど順風満帆に見えたEARTH。しかし、2002年以降はグループとしてのリリースが途絶え、実質的な活動休止状態へと突入しました。ファンへの明確な解散宣言が出されないまま自然消滅のような形をとったため、ファンの間では長年その解散理由について様々な推測が飛び交いました。
関係者の証言や当時の状況を総合すると、活動休止に至った主たる要因はメンバーの義務教育・学業との両立、そしてレコード会社および事務所側の制作体制の変化にありました。
九州・沖縄地区のオーディションから選抜されたメンバーは、デビュー当時まだ義務教育の真っ只中でした。東京での芸能活動と地元や学業との往復は身体的・精神的な負担が大きく、高校進学などを契機に各メンバーが自身の将来を見つめ直す時期が重なりました。また、2000年代初頭はJ-POPシーンのトレンドがR&B歌姫ブームからバンドサウンドや新たなアイドルカルチャーへと急速にシフトしていた時期でもあり、グループの音楽的プロデュース方針をめぐる模索が活動停滞につながったと見られています。