一方で、表現の自由度が増したからこそ、悪質なデザインパターン(ダークパターン)に対する法的規制や視線も厳しさを増している。閉じるボタンを意図的に小さくしたり、誤認しやすい色使いで意図しないクリックを誘発するような設計は、各国の消費者庁や法規制のターゲットだ。
優れたテクノロジーも、使い手を誤ればブランドを失墜させる刃となる。現代のWebメディアに求められているのは、単に数値を追うための仕掛けではなく、ユーザーとの誠実なコミュニケーションツールとしてUIを育てていく姿勢だ。透明性と操作性の高さが、結果として顧客ロイヤルティを強固にする。