あの立ち上がりと毛流れを日常で再現するためには、カット以上に毎朝のベースメイク(ドライヤー作業)が重要になる。濡れた状態の髪の根元を起こすように温風をあて、8割ほど乾いた段階で冷風に切り替えて形を記憶させる。この一手間が、一日中崩れない立体感の土台となる。
スタイリング剤は、ツヤ感と保持力を兼ね備えた水性ポマード(グリース)がベストだ。手のひらにしっかり伸ばし、髪全体に馴染ませたら、目の粗いコーム(クシ)で前髪から後ろへと梳かしつける。完璧に固めすぎず、手グシで直せる余裕を残すのが、現代風に仕上げるプロのテクニックだ。