北斎といえば、誰もが思い浮かべるのが『神奈川沖浪裏』と『凱風快晴』の二大巨頭だろう。ショップには、このふたつの名画を対比させたユニークな限定品が並ぶ。
例えば、二つ折りのアンブレラ。外側はシンプルな無地でありながら、傘を開くと内側全体に『神奈川沖浪裏』の躍動する大波が広がるデザインは秀逸だ。雨の日を心待ちにさせる遊び心が潜んでいる。一方、『凱風快晴』の鮮やかな赤富士を表現したレザー名刺入れは、ビジネスの場で会話のきっかけを作ると評判の逸品だ。時を超えて愛される浮世絵のエネルギーが、身近な持ち物に宿っている。