テレビの世界で彼を一躍スターダムへと押し上げたのが、昭和の金字塔的テレビドラマ『Gメン'75』だ。荒々しくも人間味あふれる刑事役を熱演し、日曜夜の茶の間に強い衝撃を与えた。滑走路を横一列で歩く有名なオープニング映像とともに、彼のシャープな佇まいは当時の若者たちの憧れの標的となった。
当時の刑事ドラマといえば重厚で緊迫感あふれるストーリー展開が主流だったが、彼の魅せるエネルギッシュな演技は格別の光を放っていた。犯人を追い詰める緊迫したシーンで見せる鋭い眼光、そしてふとした瞬間に漂わせる哀愁。視聴者は彼の挙動ひとつひとつに釘付けとなり、作品の人気を確固たるものへと導いた。