この名品の礎を築いたのは、小川軒創業者である小川鉄男だ。西洋の製菓技術をいち早く取り入れ、日本人の繊細な味覚に合う洋菓子を追求し続けた彼の情熱が、元祖レイズン・ウィッチ誕生の原点となった。その精神は、時代を超えて現在の味を守る3代目パティシエ・シェフである小川順へと確実に受け継がれている。
3代目パティシエ・シェフの小川順は、伝統のレシピを厳格に守りつつも、気温や湿度に応じた微細な火加減の調整を怠らない。機械化が進む現代においても、手仕事の温もりを重んじる職人技が、株式会社小川軒のアイデンティティとして揺るぎなく存在している。