アカウントが開設されたのは2019年10月。ユーザー名「silenthill333」は、故郷である奈良の風景や彼が傾倒したホラー作品を連想させる。開設から凍結に至る約2年9カ月の間、山上徹也はフォロワーをほとんど持たず、実質的な会話も交わさないまま、暗闇に向かって独り言を投下し続けた。
初期の投稿は時事問題への皮肉や軍事関連のトピックが中心だった。だが、月日とともに文面は先鋭化し、家庭を崩壊に追い込んだ宗教団体への激しい憎悪がタイムラインを埋め尽くしていく。誰の共感も批判も受けない閉鎖空間で、彼の妄念は誰にも軌道修正されることなく、純度を高めていった。