党本部と神道政治連盟をつなぐ太いパイプの象徴が、超党派の議連として活動する「神道政治連盟国会議員懇談会」だ。所属議員の数は自由民主党の過半数に迫る勢いを誇り、党の政策決定プロセスにも無視できない影響を及ぼしている。定例会合や合同勉強会の場では、伝統文化の保護だけでなく、教育基本法のあり方や国家防衛の根幹に関わる議論が交わされる。
かつてない政治の不透明感が漂うなか、同懇談会は自民党内の保守派理念を束ねる重石として機能してきた。党内総裁選や重要ポストの人事においても、この議員懇談会における支持や意向が水面下で集計され、政局の行方を左右する局面は一度や二度ではない。