中崎町駅の現在地2026|梅田隣接のレトロ街が熱烈に支持される理由

中崎町駅の現在地2026|梅田隣接のレトロ街が熱烈に支持される理由

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中崎町駅の改札を抜け、幅1.5メートルほどの細い路地に足を踏み入れると、看板すら目立たない名店たちが静かに息づいています。

古民家カフェ巡りの魅力|時間の流れを変えるリノベーション空間

中崎町の古民家カフェは、単にレトロな家具を並べただけの店舗とは一線を画します。築80年を超える長屋の太い梁や土壁をあえて露出させ、現代的な北欧家具やアンティーク照明と調和させた空間は圧巻です。自家焙煎珈琲の香りが漂う店内では、急須で淹れる日本茶と自家製チーズケーキが提供されるなど、和洋が交差する独自の喫茶文化が育まれています。訪れる際は、行列必至の表通りを避け、路地の最深部にひっそりと佇む隠れ家を選ぶのが通の楽しみ方です。

ランチの穴場とこだわり古着屋の集積

ランチ事情においても、中崎町は関西屈指のスパイスカレー激戦区であり、発酵食や無農薬野菜をふんだんに使った長屋定食の穴場が点在しています。席数が10席前後の小規模店が多いため、平日の11時台後半や13時過ぎを狙うのが快適に過ごすコツです。

また、若者を惹きつけるもう一つの柱が「古着屋」の集積です。アメリカ村に見られるようなストリート系とは異なり、中崎町の古着店は1940〜70年代のヨーロッパヴィンテージや、状態の良いミリタリー、作家性の高いデザイナーズアーカイブを独自の審美眼で買い付ける個店が目立ちます。店主自らが現地で買い付けた服の歴史を丁寧に解説してくれる対話型の接客も、この街ならではの温かみを感じさせます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。