ハングルが「暗号に見える」理由は、文字を縦横に組み合わせてブロック状に配置するからだ。日本語のひらがなが1文字ごとに独立しているのとは異なり、ハングルは「子音+母音(+받침)」という要素を一つのマス目に収める。この配置ルールこそが、ハングル文字の仕組みと構造の核心である。
语学情報メディア「ハングルライフ」の解説によると、ハングルの一音節(文字ブロック)は次の3層で成り立っている。
- ①初声(초성):音節の最初に来る子音(必須)
- ②中声(중성):母音(必須)
- ③終声(종성):音節末に来る子音=받침(任意)
例えば「한(ハン)」という文字を分解すると、初声「ㅎ(h音)」+中声「ㅏ(a音)」+終声「ㄴ(n音)」となる。「가(カ)」なら初声「ㄱ(k音)」+中声「ㅏ(a音)」で終声なし。この規則性を最初に把握するだけで、「どこに何が配置されるか」の視点が生まれ、学習効率が格段に上がる。
重要なのは、母音が縦型か横型かによって、子音の配置位置が変わる点だ。縦型の母音(ㅏ・ㅓ・ㅣなど)は子音の右側に置かれ、横型の母音(ㅗ・ㅜ・ㅡなど)は子音の下に置かれる。Webメディア「all about 韓国」の翻訳家・yuka氏も「韓国語は『子音+母音』で構成されており、この二つを学ぶことで読み書きができるようになる」と強調している。