キンタコのテイクアウトを受け取った誰もが息をのむのが、容器のフタが物理的に閉まっていない光景です。あらかじめ容器に収める気がないかのように山盛りにされたライス、タコミート、細切りチェダーチーズ、そして細かく刻まれたレタス。無理やり蓋をかぶせて輪ゴムを十字に掛けても、隙間から野菜がこぼれ落ちてきます。この規格外の盛り付けは、単なるウケ狙いのパフォーマンスではなく、「客の腹を限界まで満たす」という創業期からの流儀が忠実に守り継がれている証左です。
看板であるタコライスを筆頭に、キンタコには地元民が「これなしには語れない」と太鼓判を押す名物料理が揃っています。代表的なメニューの特徴とスペックを整理しました。
ここで初心者が最も注意すべきポイントは、メニュー表にある「タコライス」の表記です。初めて訪れた旅行者が「タコライスを1つ」と頼むと、白いご飯の上に茶色いタコミートだけが敷き詰められた容器を手渡され、激しい衝撃を受けることになります。一般的なビジュアルであるチーズとレタスが乗った品を欲する場合は、必ずタコライスチーズ野菜と明記された食券を購入しなければなりません。