Q1:赤十字病院で働く医師や看護師は、公立病院と同じ「公務員」なのですか?
A1:公務員ではありません。日本赤十字社は認可法人という特別な民間的法人格を持つため、職員の身分は公務員ではなく日赤の職員(準公務員待遇)となります。ただし、給与水準や共済制度は国家公務員に準拠して設計されており、経営難による雇い止め等のリスクが低い極めて安定した雇用環境となっています。
Q2:風邪を引いた時、近所にある赤十字病院に直接飛び込みで受診してもいいですか?
A2:受診自体を拒否されることは法律上原則ありませんが、強くおすすめできません。200床以上の地域医療支援病院などに指定されている日赤病院では、紹介状がない場合、初診料とは別に最低7,700円(税込)の選定療養費が請求されます。また、重症患者の診療が優先されるため、数時間の待ち時間が発生します。まずは地域の一般クリニックや診療所を受診してください。
Q3:赤十字病院と大学病院では、どちらの医療レベルが上ですか?
A3:一概にどちらが上とは言えず、担っている役割が異なります。大学病院(特定機能病院)は「新しい治療法の開発、研究、難病の高度医療」に特化しています。対して赤十字病院は「救急医療、災害時の即応医療、地域の中核となる臨床外科手術」に最大の強みを持っています。実臨床における救急救命や標準的治療の完遂度において、赤十字病院は大学病院と肩を並べる高い実績を誇ります。