1997年に結成されたパイレーツ(浅田好未・西本はるか)は、それまで前例の少なかった「グラビアアイドルが本格的にお笑いへ挑む」という斬新なスタイルで一躍スターダムに駆け上がりました。しかし、ブームの絶頂期からわずか数年後の2001年に西本はるかさんが脱退し、オリジナルメンバーでの活動に幕を下ろします。
当時、週刊誌やワイドショーでは激しい「不仲説」が取り沙汰されました。しかし後年の本人たちの証言や関係者の証言を紐解くと、パイレーツ解散理由の本質は単なる人間関係の摩擦にとどまらず、急激な環境変化とお互いの目指すキャリアの違いにありました。
睡眠時間が連日2〜3時間に削られる猛烈なスケジュールの中で、心身の限界を迎えていた2人。本格的に演技の道へ進みたい西本さんと、バラエティやプロデュース業に活路を見出そうとしていた浅田さんの間で将来へのビジョンが分かれたことが、コンビ解消の最大の引き金でした。なお、後年のテレビ番組や対談企画で2人は再会を果たしており、若い頃のわだかまりは完全に解消されています。