熱狂的な支持を集める歴代バトルシーンのなかで、序盤から中盤にかけての金字塔として挙げられるのが「吉原炎上篇」(アニメ第139話〜第146話)です。地下遊郭・吉原桃源郷を支配する「夜王・鳳仙」という圧倒的強者に対し、銀時が万事屋としての誇りを賭けて立ち向かいます。
日輪を取り戻すために命を燃やす銀時と、太陽を恐れながらも焦がれ続けた鳳仙との最終局面は、豪快な太刀筋と心理描写が高度に融合した名勝負です。同篇では、普段は天真爛漫な神楽が仲間を傷つけられた怒りから夜兎の本能を暴走させる場面も描かれ、コミカルな日常との強烈なギャップが読者に強烈なインパクトを与えました。
ファンの間で行われるバトルシーンランキングでも、この「吉原炎上篇」をはじめ、「一国傾城篇」での朧との死闘、「紅桜篇」での銀時&桂による共闘など、木刀一本で天人や強敵に立ち向かう銀時の戦闘スタイルが常に上位を独占しています。