屋島登山を成功させる最大の鍵は、自身の体力や同行者の経験値に合わせた登山口の選定にあります。屋島は南北に細長い独特のメサ(台地状の山)地形をしており、南嶺(なんれい)と北嶺(ほくれい)でルートの性格が全く異なります。
一番登りやすい登山口は、南嶺側にある「屋島遍路道登山口」です。四国八十八箇所第84番札所・屋島寺への表参道として古くから整備されてきた歴史があり、足元が安定しているため登山初心者や子供連れのハイカーでも迷うことなく歩き通せます。
一方、より自然味あふれるトレイルと瀬戸内海の多島美を味わいたい経験者には、北嶺側の登山口からアプローチする縦走ルートが選ばれています。南嶺と北嶺の移動を含めた周回ハイキングも可能ですが、まずは歩行目的と体力に応じた登山口を明確にしておきましょう。