三田が派遣された阿須田家は、すでに崩壊していた。母親は川で入水自殺。その原因は、父親である恵一(長谷川博己)の不倫だった。残された4人の子供たちは、母の死の真相を知り、父を激しく拒絶する。
このバラバラの家族に対し、三田は一切の同情を見せない。しかし、彼らが自暴自棄になって下す「業務命令」を忠実に実行することで、結果的に家族の膿をすべて絞り出していく。父親の愛人を襲撃せよ、母親の遺品を庭で燃やせ、いじめっ子を殴り倒せ。過激すぎる三田のアクションは、崩壊した家族が本音でぶつかり合うための着火剤となっていった。