「同じ」を表す点々「〃」の向きはどっち?ノノ点の正しい書き方とマナー

「同じ」を表す点々「〃」の向きはどっち?ノノ点の正しい書き方とマナー

「同じ」を表す点々「〃」の向きはどっち?ノノ点の正しい書き方とマナーの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

Q1:英語のダブルクォーテーション「”」とノノ点「〃」の違いは何ですか?
A1:形状と由来が根本から異なります。英語のダブルクォーテーションは引用符(Quotation marks)であり、数字の「66」や「99」のように丸みを帯びた点の上から下へ向かうカーブを描きます。一方、日本語のノノ点「〃」はカタカナの「ノ」を平行に二つ並べた形状であり、右上から左下へ払う直線的な運筆が特徴です。

Q2:「々」と「〃」はどう使い分けるのが正しいですか?
A2:「々」は漢字1文字の繰り返しに用いる同の字点であり、「時々」「国々」のように単語の構成要素として文章の中で使われます。一方、「〃」は直前の単語全体や文章、あるいは表の上の行のセル内容全体をそのまま繰り返す際に用いる省略記号です。「時〃」のような表記は文法的な誤りとなります。

Q3:手書きのメモで「〃」の代わりに横棒(―)を引くのは間違いですか?
A3:個人の速記メモや工事現場・倉庫などの作業伝票では、上のセルと同じであることを示すために「―」や「/」を用いる慣習も見られます。しかし、これは業界内のローカルな略記に過ぎません。日本語の正しい文字規範としては「〃」または「同上」と書くのが本来の形であり、第三者に渡すメモでは誤認を防ぐためにもノノ点を用いるのが安全です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。