同棲の家賃相場と手取り割合は?折半で揉める原因と最新分担術

同棲の家賃相場と手取り割合は?折半で揉める原因と最新分担術

同棲の家賃相場と手取り割合は?折半で揉める原因と最新分担術の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。

ネット上の相談掲示板やSNSを見渡すと、「家賃も生活費もきっちり50%ずつ分担していたのに、喧嘩が絶えなくなり別れた」というエピソードが溢れています。公平に見える「折半」が、なぜ関係破綻の引き金になってしまうのでしょうか。取材を進めると、そこにはお金の数字だけでは測れない感情のすれ違いが存在していました。

同棲家賃折半で揉める理由の筆頭に挙げられるのが、「収入格差」と「可処分所得の不公平感」です。たとえば、彼氏の手取りが月32万円、彼女の手取りが月20万円のカップルが、家賃14万円を7万円ずつ折半したとします。彼氏にとっては手取りの21%強にすぎない負担ですが、彼女にとっては手取りの35%を占めることになり、日々の自由なお金や美容・被服費、個人の貯金に充てる余裕が激減してしまいます。

さらに深刻なのが、「家事負担の偏り」との掛け算です。社会学や家族関係論の研究でも指摘される通り、同棲生活において金銭を完全折半にしているにもかかわらず、料理や掃除、洗濯などの無償労働(シャドウワーク)が一方に偏った場合、心理的負荷は限界に達します。「お金は同じだけ払っているのに、なぜ私ばかりが家事をしているのか」という不満は、やがてパートナーへの軽蔑や不信感へと発展します。

健全なパートナーシップを保つには、「心理的バウンダリー(境界線)」を尊重しつつ、お金の負担と家事の負担をトータルで設計し直す作業が欠かせません。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。