ONE OK ROCKのTakaと旧ジャニーズ事務所の接点は、単なる「昔いたことがある」というレベルに留まりません。1988年4月17日、歌手の森進一と森昌子という演歌界のビッグカップルの長男として生を受けた彼は、生まれながらにして芸能界のスポットライトを浴びる宿命にありました。森進一と森昌子の息子という巨大な肩書は、幼少期から常に彼のアイデンティティに影を落とし続けます。
彼が旧ジャニーズ事務所に入所したのは2001年8月、中学1年生(13歳)の時でした。名門・慶應義塾幼稚舎から慶應義塾普通部へと進学していた彼は、森内貴寛のジャニーズJr時代をスタートさせます。少年隊の舞台『SHOCK』への出演やバラエティ番組『Ya-Ya-yah』へのレギュラー出演など、入所直後から抜群の歌唱力と存在感で頭角を現しました。この時期に同じレッスン場で汗を流したTakaのジャニーズ同期や同世代には、後にHey! Say! JUMPのメンバーとなる薮宏太や八乙女光、伊野尾慧、NEWSで肩を並べる手越祐也らがおり、まさに黄金期の次世代を担うエリート候補生として扱われていたのです。
そして2003年9月、バレーボールワールドカップのイメージキャラクターとして結成されたのが「NEWS」でした。山下智久をセンターに据え、小山慶一郎、錦戸亮、内博貴、増田貴久、加藤成亮(現・加藤シゲアキ)、手越祐也、草野博紀、そして森内貴寛を加えた9人体制のNEWS初期メンバーです。同年11月7日にリリースされたセブン-イレブン限定シングル『NEWSニッポン』で華々しくメジャーデビュー。圧倒的な歌唱力を誇るメインボーカルのひとりとして、森内貴寛の名前は瞬く間に全国へと知れ渡りました。