日本のスーパーで手に入るネギにはいくつかの品種があり、それぞれに適した仕込み方が存在します。伝統的なパキムチの作り方で重宝されるのは、細身で柔らかい「小ネギ(万能ねぎやわけぎ)」ですが、太くて甘みの強い「白ネギ(長ネギ)」を使っても極上の常備菜に仕上がります。
正統派とされる小ネギキムチの漬け方では、ネギを切らずに長いまま漬け込むのが鉄則です。根元を揃えてヤンニョムを手で優しく撫で付けるように塗り込み、4〜5本ずつ束ねてくるりと結びます。結んで保管することで空気に触れる表面積を減らし、酸化を防ぎながら均一な発酵を促す効果が得られます。
一方、日々の時短調理として支持を広げているのが長ネギキムチ簡単レシピです。長ネギを使用する場合は、繊維を壊さないよう5cm程度の長さに切り揃え、さらに縦4等分に割り箸状にカットします。太い芯の部分に斜めの切れ込み(隠し包丁)を入れることで、わずか30分の漬け込み時間でもヤンニョムが芯まで浸透します。長ネギ特有のとろりとした甘みは、豚バラ肉のソテーや脂の乗った焼き魚との相性が抜群です。