ホテルJALシティ青森の宿泊体験において、最大のハイライトとして言及されるのが1階レストラン「ラ・セーヌ」での朝食バイキングです。旅行者のみならず、宿泊を伴わない地元客が朝活や商談を兼ねて訪れるほどの知名度を誇ります。
ビュッフェボードに並ぶ料理群の核となるのは、青森の豊かな食文化をダイレクトに伝える郷土料理の数々です。陸奥湾で育まれた肉厚なホタテの浜焼きや刺身、津軽地方に古くから伝わる家庭の味「貝焼き味噌」、八戸発祥の滋味深い「せんべい汁」など、県内各地の代表料理が一堂に会します。さらに、青森県産米「青天の霹靂」や「つがるロマン」のふっくらとした炊き上がり、契約農園から直送される銘柄リンゴジュースの飲み比べコーナーなど、素材へのこだわりは妥協がありません。
朝食時間帯だけでなく、昼のランチタイム営業も同ホテルの強みのひとつです。「ラ・セーヌ」のランチは、週替わりのメインディッシュにサラダバーや特製デザートが付いた構成で、近隣の官公庁職員やビジネス関係者の会食拠点として定着しています。シェフが目の前で仕上げる洋食のクラシックな技法と、和の繊細さを融合させた料理の完成度は、一般的な宿泊特化型ホテルの料飲部門とは一線を画しています。