電子マネー派のゲストが最も深く陥る落とし穴が、残高不足時の対応です。結論から言うと、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーのパーク内にはSuicaやPASMOに現金をチャージできる機械は1台も存在しません。
入園ゲートをくぐった後に「Suicaの残高が300円しかない」と気づいても、ショップやレストランのレジでチャージすることは一切不可能です。スマートフォンの「モバイルSuica」や「モバイルPASMO」であれば、登録したクレジットカードからその場でオンラインチャージが可能ですが、プラスチックのカード型ICを利用しているゲストは完全に行き詰まります。
ディズニーSuicaチャージ場所として機能するのは、JR舞浜駅の自動券売機、またはディズニーリゾートラインの各ステーション(リゾートゲートウェイ・ステーション、東京ディズニーランド・ステーションなど)に設置された券売機のみです。入園後にプラスチックカードへチャージしたい場合、一度エントランスまで戻り、キャストに事情を話して再入園の手続きを踏んだ上でパーク外の駅券売機まで往復しなければなりません。これだけで貴重な滞在時間を30分以上浪費することになります。
また、現金を手元に補充したい場合のディズニーパーク内ATM設置場所も極めて限定されています。
ディズニーランドでは、エントランスを入って左手、ワールドバザール内の「三井住友銀行 浦安支店 東京ディズニーランド出張所」にATMが設置されています。ディズニーシーでは、エントランス付近(パーク外)のチケットブース横、およびパーク内ではメディテレーニアンハーバーの「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」付近にATMが設けられています。いずれもエントランス周辺に集中しており、奥地のアトラクションエリア(ロストリバーデルタやトゥーンタウンなど)からは徒歩で片道10分以上かかるため、急な現金調達は大きなタイムロスを招きます。