エアコンの匂いを取る方法!16度冷房の真相とカビ解消の決定打

エアコンの匂いを取る方法!16度冷房の真相とカビ解消の決定打

エアコンの匂いを取る方法!16度冷房の真相とカビ解消の決定打をマスターするためのおすすめの方法を徹底分析します。

吹き出し口から吹き出す悪臭は、単一の原因で発生しているわけではありません。臭いの種類によって、内部で起きている現象や繁殖している微生物の種類が明確に異なります。原因を正確に見極めることが、最短で嫌な匂いを消し去るための第一歩です。

まず、利用者を最も悩ませるエアコンの酸っぱい匂いの原因は、人の汗や皮脂汚れ、皮膚常在菌、そして調理の油煙がエアコン内部に取り込まれ、酸化・発酵したことにあります。冷房運転の開始直後、室温と設定温度の差が小さい時間帯はコンプレッサーの出力が弱まり、内部の結露が不十分になります。このとき、熱交換器の表面に付着していた脂肪酸や酢酸成分が気化し、独特の酸味を帯びた異臭となって部屋へ放出されるのです。

一方で、湿った土のような「カビ臭」が鼻を突く場合、内部の湿度が80%以上に達し、クロカビやコウジカビがコロニーを形成している証拠です。エアコン内部は、冷房運転時に生じる大量の水滴と、吸い込まれたハウスダストという絶好のエサが揃っています。大手空調メーカーの調査データでも、購入から2年以上本格的な内部洗浄を行っていないエアコンの約85%で、内部ファンや通風路に目視可能なカビ胞子の付着が確認されています。

さらに見落とされがちなのが、室外へ水を排出するエアコンのドレンホースのつまりによる臭いです。ホース内部にホコリやスライム状のヘドロが溜まると排水が滞り、受け皿であるドレンパンのカビの除去が困難になるばかりか、下水の腐敗臭に似た汚濁臭が逆流して室内へ吹き出す事態に陥ります。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。