ルブリケーターとは?空気圧機器の寿命を延ばす仕組みと油の選び方

ルブリケーターとは?空気圧機器の寿命を延ばす仕組みと油の選び方

ルブリケーターとは?空気圧機器の寿命を延ばす仕組みと油の選び方についての真相をお届けします。

Q1:無給油仕様のエアシリンダにルブリケーターで給油しても大丈夫ですか?
A1:給油すること自体は可能ですが、一度でも給油を行うと内部の初期封入グリースが鉱物油によって洗い流されます。そのため、途中で給油を中止すると極端な短寿命化や作動不良を起こします。一度給油を開始した場合は、機器寿命を迎えるまでルブリケーターによる給油を継続してください。

Q2:ルブリケーターのオイルは市販のCRC 5-56やミシン油で代用できますか?
A2:絶対に代用してはいけません。浸透潤滑スプレーやミシン油には溶剤や添加剤が含まれており、シリンダや電磁弁内部のゴムパッキン(NBR)を短期間で膨潤・破損させます。必ず空圧機器メーカーが指定する「無添加タービン油ISO VG32」を使用してください。

Q3:オイルの減りが極端に早い、または全く減らない場合のチェックポイントは?
A3:滴下窓上部のニードル調整バルブの緩み・詰まりを確認してください。油が全く減らない場合は、吸い上げパイプ下部のフィルター目詰まり、または配管流量がルブリケーターの最低作動流量(滴下が始まる最低風量)に達していないことが考えられます。逆に減りが早すぎる場合はニードルバルブが全開になっているか、下流配管でエアブローなどの大量リークが発生しています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。