フライパン調理において、最もシビアな調整が求められるのが注ぐ水の量です。当編集部が同一メーカーのスパゲッティ(1.6mm・茹で時間7分表示)を使用し、水量を50ml刻みで変化させて実施した検証実験の結果、極上の仕上がりを実現するワンパンパスタ水の黄金比が判明しました。
結論として導き出された黄金数値は、乾燥パスタ100gに対して水分320〜350ml(蓋を使用して中弱火で加熱する場合)です。具材から水分が出る玉ねぎやキノコ類を多量に加える場合は300mlに抑え、逆に水分の蒸発面積が広い28cm以上の大型フライパンを使用する場合は350mlに設定するのが理想的なアプローチとなります。
別茹での常識である「1%の塩分濃度」をワンパン調理に適用してしまうと、蒸発濃縮によって塩辛くて食べられない失敗作になります。水分がほぼ完全に麺に吸水されるため、塩分は「仕上がりの味付け」から逆算し、別茹での半分以下の分量(パスタ100gに対し塩小さじ1/3弱程度)にとどめることが決定的なポイントです。