アメリカにおける異星人疑惑の原点ともいえるのが、1947年にニューメキシコ州で発生した「ロズウェル事件」です。当初、米軍基地広報が「空飛ぶ円盤を回収した」と地元紙に発表した直後、上層部が「気象観測用気球の残骸だった」と即座に前言を撤回した経緯があります。後年、当時の軍関係者や遺族から「回収されたのは特殊な金属片と異様な生体組織だった」という複数の証言が寄せられ、疑惑の火種は消えていません。
さらに疑惑の中心地として語り継がれるのが、ネバダ州の極秘軍事施設「エリア51(グルーム・レイク)」です。長年その存在すら公式に否定されていたこの施設は、2013年のCIAによる機密解除文書で初めて公に認められました。政府側の発表では「U-2偵察機やステルス機の極秘開発実験場」とされていますが、元技術者を名乗るボブ・ラザー氏をはじめとする関係者からは「墜落したUFOの動力源である反物質推進機関の研究が行われていた」との主張が絶えません。
なぜ米政府はこれほどまでに情報を隠蔽してきたのか。その隠蔽理由として以下の3点が専門家から指摘されています。
- 他国に対する軍事的優位性の確保:未知の推進技術やエネルギー源を他国(ロシアや中国)より先にリバースエンジニアリングするため。
- 社会・宗教的秩序の崩壊防止:地球外知的生命体の公認が引き起こす既存の宗教観、哲学、世界経済へのパニックを抑止するため。
- 防衛システムの脆弱性露呈の回避:自国の領空を未知の物体が無力化して侵入している事実を認めることが、国家防衛の敗北を意味するため。