NSR50は1987年から1999年の最終型まで長期にわたり生産されましたが、ファンの間では大きく「前期型」「中期型」「後期型」に分類され、走行性能やコレクターズアイテムとしての評価が分かれます。
特に大きな転換点となったのが、1995年のマイナーチェンジで登場した「後期型」です。前期型(1987〜1992年)が3本スポークホイールにアナログ点火(機械式CDI)を採用していたのに対し、後期型では6本スポークホイール、リニアな出力特性を生むデジタルCDI、そして剛性を高めたインナーチューブ径30mmのフロントフォークや強化スイングアームが投入されました。さらに電装系が12V化されたことで利便性も劇的に向上しています。レースユースや本格的な走行を楽しむ層の間では、現在も車体剛性と足回りに優れる後期型(型式:AC10-170〜 / 180〜)が高く評価されています。