毎年11月3日になると話題をさらうのが、各地のミュージアムが一斉にエントランスを開放する試みです。「なぜこの日だけタダになるのか」と疑問を抱く方も多いはずですが、その根拠は祝日法に定められた「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という文化の日の基本理念にあります。国や自治体が管理する教育・研究機関が、国民に広く文化芸術へ親しんでもらうための還元措置として実施しているのが11月3日無料イベント理由の核心です。
ただし、ここで絶対に押さえておくべきなのが国立博物館無料開放の真相です。無料の対象となるのは基本的に「総合文化展(常設展)」に限られており、大規模な企画展や特別展は通常通りのチケット購入が必要となるケースがほとんどです。東京国立博物館や国立科学博物館、京都国立博物館などでは、無料日ゆえに常設展エリアだけでも通常の週末を大幅に上回る来館者が押し寄せます。
また、昨今のデジタル化に伴い、いくら入場料が0円であっても「オンラインでの日時指定整理券」の取得を義務付けている施設が増加しました。文化の日無料開放施設一覧をチェックする際は、単に無料かどうかだけでなく、事前予約の有無や対象展示の範囲を公式サイトで精査しておくことが失敗を防ぐ鉄則です。