スーパーの店頭や飲食街を取材すると、値上げに対する消費者の受け止め方と購買行動の変化が鮮明になっています。
都内スーパーの精肉・日配品コーナーを訪れていた主婦(40代)は次のように証言します。「普段買っていた食用油やケチャップが、特売日でも以前の通常価格より高くなっています。カゴに入れる前に内容量を確認する頻度が明らかに増えました」。
SNSやネット掲示板上でも「外食のセットメニューがいつの間にか1,000円を超えている」「テーマパークのチケット代がハイシーズン設定ばかりで気軽に家族で行けない」といった声が目立ちます。飲食チェーン各社も深夜料金の加算やピーク時間帯の価格見直しを導入するなど、ダイナミックプライシング(価格変動制)の浸透が生活者の実感値をさらに押し上げています。