ネット上の掲示板やSNSでは「150cmで50kgは太っているのか」という議論が頻繁に交わされます。医学的な見地から回答すると、150cmで50kg(BMI 22.2)はまったく太っておらず、極めて適正な範囲に入ります。
それにもかかわらず「太って見える」と感じる人がいる最大の要因は、体重計の数値ではなく150cmの見た目体重差を生み出す「体脂肪率」と「筋肉量」の比率にあります。
同じ50kgであっても、体脂肪率が30%を超えている場合は脂肪の体積が大きいため、フェイスラインや二の腕、下腹部に丸みが出やすくなります。反対に、定期的な筋力トレーニングによって体脂肪率が22〜24%程度に保たれている場合、筋肉は脂肪よりも約20%体積が小さいため、ウエストが引き締まり、45kg前後に見えるケースも珍しくありません。
「体重の数値=見た目の細さ」という固定観念を捨て、全身の引き締まり具合や姿勢に目を向けることがプロポーション改善の要となります。