第二次検定における最大の関門が「施工経験記述」です。自身が携わった実際の管工事(空調、給排水、衛生配管など)から工事概要を挙げ、工程管理や品質管理において直面した課題と、それを解決するために講じた具体的な措置を論述します。
採点官に評価される記述を作成するための鉄則は、「具体的な数値を用いた定量的表現」です。「十分に換気を行った」「配管の勾配に注意した」といった抽象的な表現は減点の対象になります。
例えば、「工期遅延を防ぐため、作業員を増員した」ではなく、「工程の遅れを3日間短縮するため、〇〇工法を採用し、作業人員を1日あたり2名増員して日割進捗率を〇%改善した」のように、施工規模、日数、寸法、使用機械の名称などを論理的に組み立てることが高得点への近道です。事前に模範解答となる例文を自分の現場経験に合わせて作成し、上司や有資格者に添削してもらうことを強く推奨します。