ステッカーチューンの仕上がりを左右するのは施工手順です。洗車機や直射日光、雨風にさらされても5年以上美しさを保つための「水貼り」テクニックを解説します。
施工に必要な道具
- シリコンオフ(脱脂剤)またはイソプロピルアルコール
- 中性洗剤を数滴混ぜた水(スプレーボトル)
- スキージー(フェルト付きヘラ)
- マスキングテープ、マイクロファイバークロス、ヒートガン(またはドライヤー)
失敗しないステップ・バイ・ステップ手順
ステップ1:下地処理と脱脂
貼り付け面の泥や油分を洗い流し、シリコンオフで完全に脱脂します。ワックスやコーティングが残っていると、端部から剥がれる最大の原因になります。
ステップ2:位置決め(仮留め)
ステッカー裏紙を剥がさず、マスキングテープで車体に仮留めします。数メートル離れた位置から全体のバランスと水平・垂直を必ず目視確認します。
ステップ3:霧吹きと水貼り
ステッカーの粘着面と車体側の両方に、洗剤水を軽くスプレーします。これにより気泡を抱き込まず、位置の微調整が可能になります。(※カッティングシート転写タイプの場合、台紙の濡らしすぎに注意)
ステップ4:スキージーによる気泡・水分抜き
中心から外側へ向けて、スキージーを一定の圧力で滑らせ、水分と気泡を完全に押し出します。微細なエアが入った場合は、針先で極小の穴を開けて指の腹で押し出すと目立たなくなります。
ステップ5:温め定着
最後にドライヤーやヒートガンで軽く温め(50〜60℃程度)、フィルムを軟化させてボディの三次曲面に追従・密着させます。糊の初期粘着力が高まり、端部の浮きを完全に防止できます。