「国立温泉 湯楽の里」が数ある首都圏のスーパー銭湯の中で別格の評価を獲得し続けている最大の原動力は、なんといっても立地環境を最大限に活かした露天風呂と富士山のパノラマビューです。多摩川サイクリングロード沿いに位置し、南西方向に高い遮蔽物がないため、澄み渡った冬場の午前中や夕暮れ時には、茜色に染まる空にくっきりと浮かび上がる富士山の稜線を湯船に浸かりながら堪能できます。
浴槽構成も秀逸で、源泉を惜しみなく注ぎ込む「上の湯(源泉かけ流し)」、ゆったりと長湯できる「下の湯(循環ろ過)」、さらに心地よい風を感じながら微睡める「寝転び湯」が段状にレイアウトされています。泉質は地下1,800メートルから汲み上げられたナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性・等張性〜低張性)。塩分が肌に付着して汗の蒸発を防ぐ「温まりの湯」として知られ、入浴後も湯冷めしにくく、神経痛や関節痛、筋肉疲労の緩和に優れた実力を発揮します。
内湯の主役に君臨する「高濃度炭酸泉」も見逃せません。1,000ppm以上の高濃度で炭酸ガスを溶け込ませた湯船は、浸かって数分で全身が微細な気泡に包まれます。血管を広げて血流を促す作用があり、ぬるめの温度設定ながら体の芯から温まるため、天然温泉との温浴リレーによって相乗的な疲労回復をもたらします。