吹田市の千里南公園がこれほど多くの人々を引きつける原動力となっているのが、池のほとりに佇むカフェレストラン「bird tree(バードツリー)」の存在です。緑と池の景観に溶け込むウッド調の洗練された建築と、産地直送の食材をふんだんに使ったイタリアンベースの料理が、ファミリー層や感度の高い若年層のニーズを捉えました。
行政による公共空間のオープンイノベーション事例としても注目されており、単に子供を遊ばせるだけの公園から「上質な日常の非日常化」を体験できる空間へと再定義されたことが利用者の急増につながっています。開放的なテラス席ではペット同伴での食事が可能となっており、散歩がてらに立ち寄る地元住民と、SNS等で評判を聞きつけて遠方から訪れる来園者が交差する、活気あるコミュニティが形成されています。