検索ユーザーの間で非常に多く見られるのが、「角と翼の両方が生えている馬は何と呼ぶのか?」という疑問です。イラストやファンタジー作品では、ユニコーンの角とペガサスの翼を同時に備えた神々しい姿が頻繁に登場します。
結論から言うと、ギリシャ神話や中世ヨーロッパの正統な伝承には、角と翼を最初から両方持つ馬の幻獣は存在しません。このデザインは、近現代のポップカルチャーや玩具展開の中で生まれたハイブリッドな存在です。
現在、この「角と翼の両方を持つ幻獣」には主に2つの呼び名が使われています。
1. アリコーン(Alicorn)
欧米のファンタジー界隈やポップカルチャーで公式用語として最も定着しているのが「アリコーン」です。元来、アリコーンとはイタリア語の「alicorno」に由来し、「ユニコーンの角そのもの」あるいは「角から削り出した薬」を指す単語でした。
しかし、世界的人気アニメ『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜(My Little Pony: Friendship Is Magic)』において、作中に登場する王族の馬(角と翼の両方を持つ超越的な存在)の種族名として「Alicorn」が採用されたことを契機に、英語圏を中心として「角+翼=アリコーン」という認識が一気に一般化しました。
2. ペガコーン(Pegacorn) / ユニペグ(Unipeg)
もう一つの呼称が、ペガサス(Pegasus)とユニコーン(Unicorn)を掛け合わせた合成語である「ペガコーン(Pegacorn)」や「ユニペグ(Unipeg)」です。こちらは学術的な背景を持たない俗語(スラング)ですが、児童書、トイ市場、カジュアルなイラスト投稿サイトなどで直感的に伝わりやすい名称として頻繁に用いられています。